この記事は、殺人などの犯罪を推進するものではありません。
大人気オンラインFPSゲーム『フォートナイト』を通じて知り合った男性に女子高生が殺害され、自宅のクローゼットに遺体を遺棄しれる事件が発生しました。警察の捜査で容疑者が「女性と口論になって複数回刺した」と供述していることが分かりました。
捜査関係者によりますと、28日に加藤和華さんは、母親に「オンラインゲームで知り合った愛知県の友人の家に泊まりに行く。」と話し、家を出発して東京駅から新幹線で愛知県まで向かったようです。しかし、翌日の29日に加藤和華さんと連絡が取れなくなったと不審に思い、警察に行方不明届を提出。その後の捜査で容疑者の家に家宅捜索に入り、遺体を見つけました。検死した結果、被害者女性の体が後頭部から背中にかけ、複数の刺し傷があると確認され、出血性ショックが原因だと分かりました。容疑者が「自宅にあった包丁で刺した」と供述したことが分かりました。
近年、世界各国でオンラインゲームにおける犯罪などが問題視されています。警視庁によりますと、2024年にオンラインゲームがきっかけで犯罪に巻き込まれたのは18歳未満が98人にも上り、例年より1.5倍もの被害数になっています。さらに女子中高生が被害に遭うことが多く、その中でも、未成年ポルノ、不同意性交、不同意わいせつなど、性犯罪がひどく目立っています。
警視庁によりますと、フォートナイトによる被害数が上から三番目(前後略)11人となっています。
このような事件を避けるためには、フォートナイトや他ゲームなどに搭載されている「ペアレンタルコントロール」などのアカウント管理機能や家庭でのルールづくりが大切です。また、個人情報や連絡先の交換は避けて、お子さんがゲームやSNSなどのネット上で知り合った人と実際に会うのは厳格な注意が必要です。
フォートナイトはオンラインでいろんな人と遊べて、楽しいのですが、このような事件は決して人ごとではなく、もしかしたら自分や自分の周りで起こり得るようなことです。このような事件に遭わないためには、先ほど記述したような注意が必要です。